2010年1月18日月曜日

Evernote雑感

マンスリーで40MB の制限はありますがEvernoteはとても有用なツールにだとおもいます。フリーで使うので十分なので有料のサービスに移行する必要もそれほどありません。マイクロソフトのOneNoteが似たようなツールなのですがネットワーク上にデータ主体がある方が便利です。

これは Webアプリとしてブラウザがあれば十分なのですが、OSXやWinなどのアプリコーションが秀逸です。特にOSXのものは出来がよいです。Win用は3.1がIME使用時に表示がおかしかったりします。マネージドコードになっているベータの3.5の方がよいです。

またモバイル用もiPhoneやWindows Moble用などが用意されています。iPhone用はできは悪くないのですがキーボードがないので使いではあまりよくなかったです。しかし EMoneで使ってみると思いのほか使えることは分かりました。Qwertyであるのが僕にとっての最大の問題ではありますが入力ツールとしてはキーボードの有る無しは段違いですね。

PC用で残念なのはLinux用がないこと。ということでWineを介して使用できるかを試してみました。ubuntuの場合は、ソフトウェアの追加と削除を立ち上げて、Wineで検索すると、Wine Microsoft Windows Compatibility Layerが見えますのでそれにチェックを入れてインストールします。OSの再起動もいりません。そのあとでEvernote(3.1)のインストーラをダウンロードして実行するのみです。(3.5はエラーが出てインストールできそうにありません。)

やってみたところ、文字化けするのですが、メニューのtoolsのoptionsでnoteタブを開き日本語フォントを選びます。これで本文の文字化けは回避できました。しかし、タイトルなど文字化けは残ります。これはWine自体の問題のようです。Googleで調べてwineLocleというもので治るとあったのでインストールしてみましたがあまり差はありませんでした。Ubuntu9.10ではこれは酷く9.0.4なら少々ましでした。つまりは、一応動くが実用には問題ありというところです。Windowsでも問題はありましたがIMEとの関係で表示がすこし変であるのが、入力してるとその行が消えてしまうような酷い状況になってしまっています。また、アイコンボタン周り黒抜きになるバグもあり、カッコよくはありません。

CentOS5ではどうかと思ってためしたら、インストールですこし挫けそうになります。GUIでのツールではWineがないといわれます。仕方がないのでYumをつかいますが、その前に/etc/yum.repos.d/CentOS-Dag.repoを作っておく必要があります。viなどで以下のような内容を書いて、セーブしておき、 yum -y install wine とすればインストールできます。

[dag]
name=CentOS-$releasever - Dag
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/dag/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag
        http://apt.sw.be/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag
gpgcheck=1
enabled=1
gpgkey=http://dag.wieers.com/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt

あとは、インストールしたファイルを wine Evernote_3.1.0_1225.exeとすればインストールできます。結果的にはubuntuよりはましだがタイトルが化けるのは残ってました。 winlocaleで上手くいくかもしれませんが、そこまではいいかと試しませんでした。

ちなみに、インストールされるEXEファイルのパスは、ユーザのパスの下の .wine/dosdevices/c\:/Program\ Files/Evernote/Evernote3/Evernote.exeになります。

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